年会費の面から見た会員の高齢化問題について

※下記は2012年当時の状況を記述した記事です。

前説

 

 創部60周年を控え、記念大会・祝賀行事を準備していますが、めでたいめでたいと浮かれている状況ではありません。

次の100周年に向けて会を存続させていかなければなりませんが、それを阻む大きな問題があります。

現在関空会の活動資金は、ほぼ100% 会員からの年会費で賄われています。 

そこに高齢化問題が忍び寄っています。

 

1)関空会会員の年代別構成比

 ここでグラフ1 会員の年代別構成比を見ていただくと、60歳未満の現役就労世代が約半数、

60歳以上の定年退職世代が半数となっており会員の高齢化比率が非常に高くなっています。 

 

(昭和40年台は毎年20名近くの新OBが誕生していましたが、現在は少なく3,4名です。)

 

2)年会費納入者の年代別構成比

 

 さらにグラフ2 年会費納入者の年代別構成比を見ていただくと 60歳代以上の会員が全体の63%の年会費を納めています。 

つまり現状は60歳代以上の年代の会員が年会費の殆どを払っています。

 

 

 

3)現状の問題点

 60歳代以上の世代は今後年金収入に頼らざる得なくなるため、年会費を支払うことが困難になる、

または逝去されてしまうということで、今後この世代からの年会費収入は減少していくものと推定されます。

肝心の現役就労世代ですが、構成比約半数を占めていますが、納入者の年代別比率ではわずか36%。

このままの状況が続けば関空会の年会費収入は今後大きく減少し、活動資金に事欠くことになります。

 

4)今後の課題

 解決策としては現役就労世代からの年会費徴収率を大幅にアップさせるしかありません。 

徴収率UPには過去いろいろな方向からアプローチして来ましたが決定打と言える方策が見つからないままです。

しかしこのまま手をこまねいている訳にはいきません。

それにはより魅力的なOB・OG会、そして空手道部になることが一番だと考えています。

 

60周年記念PROJECTの一環として次の100週年に向けて今後役員会で討議していく予定です。

 (2012.6 関空会事務局)